今回は一昨年に続いて二回目のシャモニーです。メンバーの松下夫妻がパスポートの期限切れで前夜になって突然の不参加で4名になりました。4月9日(金)に出発、現地シャモニーの宿には(時差7時間があるので)21時頃に到着しました。ガイドのMr.Jean(ジャン)に会って翌日からの概略スケジュールを決定。10日(土)8時半に迎えてくれてホテルからすぐ前に見えるBrevent(ブレバン)で足慣らし、と言っても広大なスキー場で高度も2000m以上あります。午後はGrands Montests(グラモンテ)へ、高度3,300mまでゴンドラに乗って登り、Argentiere(アルジェンテイエール)氷河を滑りました。翌11日はいよいよ大氷河の滑走です。ゴンドラに乗って3,842mのAiguille du Midi(エギュードミデイ)へ、そこからはマッターホルンも見えました。勿論、モンブランも!景色を見た後は、ガイドに各自ロープに繋げる滑落対策を取ってから急坂をスキーを担いで降ります。左下は80度ほどの急な谷が遥か下まで続いて、落下したら命はありません。15分ほどで降って、スキーをはき滑降開始。高度が高い為に雪はガリガリですが、傾斜のきついところを過ぎるとゆるい傾斜の氷河です。Vallee Branche(バレーブランシュ)の氷河からMer de Glace(メールドグラス)と続く全長17kmの大滑降。スタートが9時20分頃でしたが何か所かで休憩しながら11時過ぎにRequin小屋に到着、ここでも高度が2,867mあります。ビールと軽いチーズ入りのランチを食べてまた出発。Montenvers終点に着いたのは13時過ぎでした。ここからケーブルまでスキーを担いで登り日曜日で超満員、1時間以上も並んで電車に乗ったのは14時半だったかな?翌12日(月)は一日目と同じグラモンテからアルジェンテイエール氷河を滑りました。13日はジャンの運転する車で国境を越えてスイスのVerbier(ヴェルビエ)へ一時間のドライブでした。途中で1500m位の峠を二回越えて、Martignyという町を経てブドウ畑など景色が素晴らしかったです。ヴェルビエは高級住宅地で背後に広大なゲレンデがあるリゾート地だとか。ここでも良く滑りましたがリフトで一番高い所(3,300m)まで登るとマッターホルンが少し近くにみえました。ツエルマットまで100km位の位置だそうです。毎晩の食事もあちこちの店を廻りメニューを選ぶのも楽しいものでした。食事の量が多いので一皿を二人で分けるので十分、ワインもピンキリでした。やはり特筆すべきは火山噴火による航空機騒動でしょう!16日(金)朝早くバスに乗り、ジュネーブ空港に着いたらオランダ行きの帰国便を始め軒並み欠航。新聞の見出しを売店で見ると「Volcanic Ash・・・」と出ていました。待合場所だけでなく、床に座り込んでいる人など。兎に角窓口はクローズされているので多くの人が並んでいる所に並んで1時間。何を聞くべきかなど準備していたが、順番がきてチケットを見せると別の窓口に行けと。そこできれいなお姉さんがパソコンを睨みながらチケットを探してくれました。混雑がひどい為か、パソコンの調子が悪く何度もそのお姉さんが席を外す。約1時間後にカタール航空でドーハ廻りのチケットを発行してくれました。予定の17日朝8時から約半日遅れの夕方5時に無事に関空に到着しました。
ガイドのジャン モンブランをバックに全員で 少しモヤが掛かっていますが どうしてもビールが外せません
10日朝11時過ぎです、モンブラン! こちらはアルジェンテイエール氷河方面 グラモンテのメインゲレンデ一番上は3,300mの高度まで上がります。 モンブラン
アルジェンテイエール氷河の上にMontDolent(3,823m) 高度3,300mのグラモンテ終点駅の展望台にて、 アルジェンテイエール氷河を滑る 左のフラットな所が氷河です
人が豆粒に見えるので広大さが エギュイドミデイ(3,842m)にて この降りは少し恐ろしかったです 氷河の上でひと休み
所どころにこのような氷河の塊が 大滑降 昼食休憩、後ろは氷河の傾斜がきつい部分です クリックすると人の列が見えます、シールを付けて登っているのかな?
この氷河ブロックの右側を滑ります ジャンが見ている山の向こう(南側)はイタリアです 17km滑る途中、このようなフラットが延々と続きます アルジェンテイエールの小屋(2,771m)にて昼食のパンとビール
大滑降終点から振り返って ベルビエに行く途中のMartignyのブドウ畑 Martignyの街を見下ろす峠にて ベルビエの街は木製の家ばかり、高級感があります
マッターホルンが正面に小さく 最後の日の昼食休憩 ジャンと乾杯 軒並み休航の表示が
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