万里の長城報告・その1
           

万里の長城ウオーキング    3泊4日の旅
 
   3月18日から21日まで、歩く会のメンバーの赤井、芦田、田中、中垣、森本、鈴木の6人と1日、10000歩を毎日歩いているという
  藤原の7人でNツアーの中に入って楽しんできました。何せあわせて490歳,でも気分は高校時代の17歳。ツアーの皆さんに若い若い
  といわれて大いに気をよくしました。
   2日目と3日目の2日間で北京に5つある長城(八達嶺、慕田峪、司馬台、金山嶺、居庸関)のうち3つの長城を歩きました。
 
 3月19日
    午前  天安門広場から故宮博物院など北京の町を観光
    午後  慕田峪長城ウオーキング
           北京の東北部に位置する長城でリフトを利用して急坂をクリアー。
          かなり軽減されたのにハーハーいいながら階段や残雪のある坂道を上る事1時間、望楼に着きました。
          長城に立つと龍のように、蛇行しながら大きな壁が果てしなく続くこの雄大な景色に感激しました。
          歩く前までは若い、若いといわれましたが、スイスイと抜いていくツアーの仲間の多いこと。  
          私達はいつものピッチのマイペースで。秦の始皇帝、明の永楽帝やら匈奴、追いやられた元のことなどの乏しい知識を
          思いだし悠久の世界に思いを馳せました。
  3月20日
    午前  居庸関長城
           観光地として有名な八達嶺長城の近くのこの長城は南関城楼(男坂)と北関城楼(女坂)の2つの城楼があります。
          女坂へは、田中、中垣、森本、藤原の4人が楽しんで上りました。男坂へは、赤井、芦田、鈴木の3人が頑張りました。
          男坂からは北の城楼も見られ、尾根伝いに建造された長城が自然と調和して美しく感動しました。
          2時間半くらいで往復、女坂へ行った人は男坂の人をかなり待たれたようです。

    午後  順天寨長城
           この日は黄砂が降り、風が強く 帽子も飛ばされそうでしたし、体重の軽い人はフラリフラリでした。
          ここは八達嶺残長城ともいわれ八達嶺の未修復の部分です。
          そしてここのウオーキングがこのツアーのハイライトで圧巻でした。
          これから整備され観光化されないようにと願うのは少々身勝手かも?階段も崩れていて、手すりもありません。
          階段の苦手な人にとっては楽しく面白い長城ウオーキングでした。上りきった望楼を出ると網が張られていて通行不可。
          残念、残念。
          風がこんなに強くなければガイドさんが網を外して、もう少し歩いていけたそうです。これを聞いてまた残念。
          
  終わりに   あっという間の4日間、私達それぞれに満足した万里の長城ウオーキングでした。
         毎月、歩く会でトレーニングしていただいているおかげで、自分のペースだけでなく、仲間のペースも分かっているという
         ことは素晴らしい財産だと今回実感しました。山川さんはじめ、歩く会のメンバーの皆さまに感謝いたします。
         無理もせずバテもせずウオ−キングを楽しむことができたこと、また至福の時を7人で共有できたこと嬉しく、
         古希の良い思い出になりました。(文責 鈴木久子) 
         
(写真はクリックすると大きくなります
1.二日目の慕田峪長城・リフトを下りていざ歩き始め 2.歩くと汗が出て、帰りには1枚ずつ脱いで腰に巻いて、この城楼まで歩いた 3.緯度が高いので雪が残っています 4.帰りケーブルカーに乗る広場で、ハッピーバースデイのお祝いをしていた外人さんから美味しいケーキを御馳走になった,顔もほころんで、パチリ。
5.3日目午前 居庸関長城 男坂へ上り始め 険しい男坂と比較的楽な女坂に別れて上った。 6.結構な角度の階段です、男坂には鈴木、芦田、赤井さんが登りました。
7.居庸関は急坂なので望楼の上に上がっても更に高い長城から見下ろして撮れるのです。 8.山の果てまで長城が続きます
9.女坂に上った森本、中垣、田中さん 10.女坂の登りも結構、しんどいです 11.はるか遠くに男坂の長城が見える 12.3日目午後 順天長城 風が強く未修復の所もあり転ばないように慎重に。手摺りもなくへっぴり腰で、おっかなびっくり
13.ガイドさんに助けられながら風で飛ばされないように。尾根 伝いに建造された 長城は高く、下から吹き上げてくる風は猛烈 14.しっかり重装備している人、帽子が飛ばないように「与作」 状態に頬かむりしている人 15.風の弱い所でほっと一息 16.背景もいいですけど、みなさん良い顔をされています
17.順天長城を降りてきたところ、八達嶺残長城という石の標識が堂々と立っているチケット売り場 18.天安門前の広場にて 19.3日目の夜に見た京劇です 20.最終日の午前観光。 天壇公園、兎に角広いです。 明・清代の皇帝が五穀豊穣を祈った場所。 梁と釘を一本も使わず建築された祈念堂の前で。

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