塩見岳登山記録
(H21.9.15)
山スキー仲間と塩見岳に登る計画が急に出てきて8月末に登ることにしたが悪天候で中止。9月11日(金)から再度挑戦しようと相談したが天気予報が二転三転してやきもきした。結局12日(土)に出発してその日は現地の温泉宿に泊まり翌朝から登ることに。12日の宿はインターネットで調べて二軒に満員で断られたあとの、小渋湖温泉と言う宿。ニジマスの塩焼きや馬刺しまで出るご馳走でお酒を進めたくなるが、翌日の登りを考えて控え目で終了。13日は6時前に食事を終えて出発、登山口までウネウネ道を一時間かかって到着、駐車場は超満員で50台はあった。上手く駐車出来て7時40分に出発、高度は1,600m。登山口まで舗装された林道を歩くが意外に時間が掛り、登山口から登り始めたのは8時20分。豊口山のコルで9時20分、高度は2,180m。三伏峠小屋に11時20分着(2,590m)。ここから三伏山(2,615m)、本谷山(2,658m)を経て塩見小屋(2,766m)まで登ったり降りたりの繰り返しで、15時半に疲れて到着した。小屋は水が下まで汲みに行くので貴重なもの、500mlは無料だが、それ以上は有料になる。トイレも専用のビニール袋に用を足してヘリコプターで纏めて降ろすので、使用方法も厳密に説明された。夕食は4時半から、終わるとすることも無くて、狭いスペース(長さ1.8m*幅0.6m)に二枚の毛布に包まって寝るしかない。6時半に床に入って夜中にトイレに起きたが電気は消えて真っ暗、ヘッドランプを付けて屋外に出ると星空が見事に美しい!翌朝4時に起床、4時半に食事。高度があるのでご飯は固くて美味しくないが、豆の煮物や卵を野菜と固めて餡かけしたようなものなどく手を掛けており、味噌汁とご飯はお代り自由。私も山に行ったら良く食べるので3杯。必要な荷物だけ用意して出発したのが5時20分、高度は2,766m。山頂の塩見東峰(3,052m)に6時40分に到着した。天気は下は雲があるが、遠くまで見える。南西の恵那山から右へ空木岳、木曾駒ヶ岳、その奥に御岳。更に右に乗鞍、穂高連峰と槍が見える。ほぼ真北に千丈ヶ岳、左に甲斐駒、北岳、間ノ岳、農鳥岳。東南東方向に富士山、普段は裾野を張ってここからの富士が最高だと言われるそうだが今日は雲でダメ。南には荒川岳と塩見からの眺望を満喫した。記念撮影後7時に出発、小屋に8時に着いた。荷物を調えて8時20分に出発、木谷岳10時15分、三伏峠小屋11時40分、駐車場を出発したのが15時丁度、途中でリンゴを買い教えて貰った村営の風呂で汗を流してから帰路へ。17時20分に松川ICを出発、京都南でひとりが降り、能勢の友人宅へ送って、自宅に帰ったのは21時40分でした。自分のメモを兼ねた長い文章を読んで頂いて有難うございます。写真をご覧下さい、クリックで大きくなります。
標高1,600mにある駐車場、20台駐車可能とあったが当日は50台? 私の車は緊急車両用通路横に無理やり停めた 地層の説明図に登山口に。全体が分かって良いが高度や距離は? 三伏峠は高度2,615m日本で一番高い峠だそうです
三伏山にて全員の記念撮影 右手に主峰の塩見岳、中央奥は仙丈ヶ岳 塩見岳(3,052m)三伏から30分ほど登った地点、12時30分 更に15分ほどで塩見の支脈の肩に富士山が遠望出来た
木谷山(2,658m)にて 塩見が近付いてきた 塩見小屋に到着、左が主峰 右は天狗岩 小屋に着いてしばらくすると雲が上がってきた
夕食が終って夕日を見る為に外へ出ると山が赤く染まっていた 13日早朝、西峰にて時間は6時40分松下夫妻の向こうに富士山 ちょっとキザですが、3千mは昨年11月の御岳以来です 中央奥に御岳、その前の山の連なりは木曾駒ケ岳、空木岳(西方面)
天狗岩の先、中央は乗鞍岳 正面は穂高連峰、右に槍ヶ岳、左にポツンと笠ヶ岳(北西方面) 左から仙丈ヶ岳、正面奥は甲斐駒ヶ岳、右手は白峰三山 左の写真とほぼ同じですが正面から順に左へ北岳、間ノ岳、農鳥岳
南東方向に富士山が見えた生憎雲が多くて長い裾野が見えず残念 真南に荒川岳、この更に南には赤石岳、聖岳、光岳が連なっている 山頂から塩見小屋へ下山、まだ時刻は朝7時過ぎ 登山口まで下山した、駐車場まで40分、朝5時20分から9時間の歩き
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