スイススキー

                                                      H19.1.20 山川正彦

スイスのヴェンゲン(Wengen)に泊ってスキーを楽しみました。宿のそばから100人乗りのゴンドラに乗りメンリッヘン(Mannlichen)まで5分で上がれます。そこは標高2,230m、アイガーやメンヒ、ユングフラウが見渡せる広大なスキー場です。
幾多の遭難者を出したアイガー北壁は1,800mの垂直の黒い壁を見せています。その右のメンヒとの間に青い氷河、更にユングの方にもゴツゴツした氷河が迫出しています。天候は再三変わるので頂上が見えたと思ったら雲で消えてします。アイガー直下のクライネシャデイック(Kleine Scheidegg)までスキーとリフトを乗り継いで行けます。そこからグリンデルワルドまで約30分の滑りは豪快で気持ちの良いものでした。

ユングフラウヨッホには登山電車に乗って約1時間で行けます。そこからの素晴らしい景色、特に南側に広がるアレッチ氷河の眺めは最高!
毎年ここで開催されるスキーWカップは今回は悪天候で1日順延されましたが、お陰でコースの一部を滑ることが出来ました。こんなコースを良く滑るな!と思うほど狭く急傾斜の連続でした。5クラスに分かれたスキースクールはフランス国立スキー学校出身のベテラン先生が教えてくれますがこの費用も込みでした。因みに飲み放題・食べ放題の食事も立派で値段は高くなくお勧めです。話は戻りますがスクールは全て英語で、当方は殆ど理解出来ず、苦労の連続。でもそのクラスで日本人が私だけだったので、ミスター・Yama!と呼ばれていました。今回は青山君・山内君が不参加で家内が初参加、山スキー仲間6人と現地での1週間を大いに楽しんできました
(写真は全てクリックで拡大します)

1.ヴェンゲンは電気自動車しか走れないクリーンな街です。 2.スイスの国旗はあちこちに立てられていますが清潔感を感じます。 3.街を歩いていた老夫婦です。 4.ゴンドラで上るメンリッヘン・ケーブル駅が見えています。
5.メンリッヘンはご覧のようなアイガー北壁が見える広大なスキー場です。(アイガーは3,970m) 6.アイガーの少し右にはユングフラウが美しい姿を見せています。(ユングフラウは4,158m) 7.ユングフラウは雲と雪に包まれています。氷河の青さが実物では本当にきれいなのですが・・・・・。 8.アイガーより左を見ると真下にグリンデルワルドの街が広がっています。
9.ユングラウヨッホ(3,454m)です。ユングフラウの肩(ヨッホ)にある、ヨーロッパで一番高い観光地と言うキャッチフレーズです。 10.ヨッホから毎日滑っているメンリッヘンスキー場とインターラーケン方面を見た景色です。 11.ユングフラウ(4,158m)の最高峰、左下の雪の割れ目は氷河源流のクレバスです。 12.南方面に広がるアレッチ氷河。今回一番気に入った写真です。
13.クライネシャデイックのアイガー北壁前に左のような看板が出ています。青い(ほぼ垂直)の難しいルートを日本人が初めて登ったとあります。詳しくはインターネットで調べて見て下さい。新田次郎の小説でも出てきます。 14.クライネシャデイックからグリンデルワルドまでの滑降は30分もかかる長いコースですが、気持ちの良いものでした。到着したらリフトが止まっていて電車で帰る羽目になりましたが・・・・。 15.グリンデルワルドはアイガー北壁の北東コーナーが見える場所で多くの日本人が滞在し、槙 有恒氏の記念館もあるそうです。 16.Wカップの開催されているWengenlap駅にて、スキースクールのメンバーです(右端は先生)。講義は全部英語で20%も分からなかった。
17.最終日のクラス毎の打上げ会は盛り上がった。特に右端のオーストリア美人とは下手な英語で良くしゃべりました。 18.インターラーケンからの帰りの電車の中から撮ったブリエンツ湖です。スイスの列車の旅は快適です。 19.途中下車したルツエルンの街、カペル橋など古い街並みが印象的でした。 20.チューリッヒに一泊して夕方散歩したが教会が多くて、静かな古い街でした。
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