渡邉興亞氏講演の金蘭会セミナーに参加して

講師が我等が同期の元南極越冬隊長渡邉興亞氏という事で、初めて金蘭会セミナーに参加してきました。

彼は南極越冬隊長として、4度も南極に行かれたそうです。日本を離れている期間は1年4ヶ月に及ぶとの事、大変な長旅です。

「108の煩悩をどれほど解決できるのか」と言う不躾な質問を投げかけた所、彼からは「南極に向かう船に乗り込んだ途端に煩悩は消え去ってしまう」との返事が返ってきました。
お釈迦様は6,7年に及ぶ苦行と瞑想の末に悟りを開かれましたが、彼は南極に向かっただけで、その境地に達せられたのです。
南極での仕事がいかに魅力的で、エキサイティングでかつ過酷な任務であるかが、100の体験談を聞くより、私には良く理解できたような気がします。

さて、肝心のセミナーですが、演題は「わが国南極観測の50年」、内容につきましては、私が最も興味を持ったのが、「氷は何でも知っている」と勝手にタイトルをつけた箇所ですが、いい記事が見つかりましたので、添付します。

http://www.hitachi-hitec.com/about/library/sapiens/006/pre2.html (クリックして下さい)

なお、南極地域観測隊のことはこれをご覧下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%A5%B5%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E9%9A%8A
(ダブルクリックして下さい)
http://item.rakuten.co.jp/book/1618221/ (クリックして下さい)
彼の著作です。早速図書館で借りるつもりです。

(渡辺興亜)か、(南極越冬隊長、渡辺興亜)かで検索されますと、色々興味ある記事が載っています。
1度試してみてください。

金蘭会セミナーの事は、これをご覧下さい。
http://kinran.jp/seminar/index.html (クリックして下さい)

毎回100名前後参加されるそうです。今回我々同期生だけで20名に達し、講師を囲んでの懇親会は、さながらミニ同窓会でした。
渡辺君を中心にして女性メンバー 渡辺君と一緒に男性陣1 男性陣2

内緒の話ですが、隣の席で目撃したのですが、講師への謝礼がたったの1万円でした。
交通費も出ません。講師の方は多士済々の卒業生、まさにボランティアです。
我々にとってはお得な筈です。皆さん、今後も大いに参加して、ミニ同窓会を開きましょう。
ビバ!金蘭会!

                                                   風早 靖男
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