201041日 首都圏同期会・奥多摩バスツアー報告

                32組 宇野次郎
                                       (写真はクリックして下さい)

バスツアー:奥多摩湖小河内ダム、玉川上水 羽村取水堰、昭和記念公園
 でのお花見
並びに奥多摩の高級老舗割烹「黒茶屋」での絶品の山里料理

41日(木)3人の幹事さんのお世話で掲題の、お花見日帰りバスツアーがありました。

参加者は最初の集合写真の左から原田、小橋、宇野、八木、汐月、伊藤、荒木(中西)久渡、吉永、和泉、松浦、堀の計12名でした。

バス乗車の集合場所は新宿の都庁そば、集合時刻は7:40〜8:00AMということで、私の場合横浜市から行くので6:00AMに自宅を出ました。

バスの出発時間の8:10AM までに全員集合しました。富士急行の大型バスで、全体で40人位のツアーでした。中年の女性が多く、男性11名の集団は異様でした。

当日の天気は全国的には大荒れでしたが私達のコースだけが晴れ時々曇りで風もなく、絶好のお花見日和でした。

中央高速を行き、8:45AM 石川SAで20分の休憩をとりました。その後八王子で圏央道に乗り換え、日の出ICで下りて、滝山街道(411号)を行きました。更に 青梅街道を、吉野梅郷、御岳山(みたけやま)登り口などを経由して、多摩川上流のJR青海線に沿った道路をどんどんと山奥に進みました。10:15AM に東京都と山梨県の境界に跨る「奥多摩湖」(正式には小河内貯水池)に到着しました。

この人工湖は、利根川水系を主とした東京都水道の渇水時の水瓶として、1957年に完成した水道専用の巨大な貯水池で、発電にも利用されています。ヤマザクラ、ソメイヨシノなどの桜でも有名な所ですが、今年は3月下旬の寒気悪天候のためまだつぼみの状態で、 4月中旬が見頃だそうで残念でした。ダムに近い駐車場に隣接する「奥多摩 水と緑のふれあい館」で小河内ダムの建設、周囲の自然などの資料を見学しました。

10:50AM 奥多摩湖を出発して来る時に通った青梅街道を青梅市まで戻り、右折して秋川街道(31号)に乗り換え、あきる野市へ向かいました。あきる野市五日市にある、炭焼き・山里料理割烹「黒茶屋」に11:50AM到着しました。

この頃になると天気は快晴となっていました。黒茶屋は、秋川渓谷に沿ったベストロケーションにあり、250年の歴史がある庄屋屋敷を移築した料亭は、大きな水車もあり 日本の原風景といった雰囲気でした。ここで約1時間半の昼食となりました。大変味のよい、見事な会席料理「ゆき笹献立」でしたが、参考までにちょっと長くなりますが、メニューを転記しておきます。

前菜:花山葵(わさび)深山漬け、のびる味噌こごみ粉節和え、青梅含ませ、
   
鰍(かじか)南蛮漬け、あわび茸、   百合根栂尾(とがのお)煮
     無花果野良訪果(さくらんぼ)芥子(からし)和え、こんにゃく、
     勾玉(まがたま=カシューナッツがのっている)豆腐

椀物:おぼろ椀  焼物:山女(やまめ)塩焼き(これは美味しかった)

揚物:山菜三品  羹者:里芋そぼろあんかけ  食事:梅じゃこごはん、汁、香の物

果物:りんごのコンポート チーズクリームがけ  菓子:おやき

食べた人でないと実感は湧きませんが、レポートを読む人は、前菜の写真を参考にして頂き、ちょっとした高級料理を想像して頂きたいと思います。 

1:45PM 黒茶屋を出発、羽村市の東京都水道局「羽村取水堰」へ行きました。ここは江戸時代 1654年(承応3年)に多摩川の水を江戸に取り入れるため、玉川兄弟が   「玉川上水」の取水堰を作ったところです。固定堰,投渡堰(可動堰)があり、現在も大量の水が多摩川から玉川上水に取り入れられています。

玉川兄弟の銅像があり、辺り一体は桜の名所となっています。「さくらまつり」が始まり、多くの出店が出ていましたが、最近の冷え込みで桜がやっと開花した程度で人出は少ない感じでした。 羽村市郷土博物館には、玉川上水の資料や小説「大菩薩峠」の作者である中山介山の展示もあるということでしたが、対岸の離れた所にあり時間的に無理なので 行くのは断念しました。

:45PM 羽村取水堰を出発、新奥多摩街道(29号)を南下して 国営昭和記念公園へ向かい、4:20PM到着。公園の立川口を入ってすぐの洋式庭園カナールの噴水で、近くに住んでいる同期の埜中(服部)美那子さん(車酔いでツアーには参加出来なかった)落ち合いました。愛犬の散歩でよく来るということで、幹事さんがバスから自宅に電話して、出てきて頂きました。パピヨンという犬(小型犬でマリー・アントワネットが可愛がっていた犬だそうです)を連れていて、みんなと再会できたことをとても喜んでいました。

この公園も桜が有名で日本庭園の近くに「桜の園」があります。この公園は広大でそこは 北口(砂川口)寄りにあるので南口(立川口)から行くのには片道20〜30分はかかります。公園の閉園が5:00PMで、時間がないので近くの「ふれあい広場」にある「ふれあい橋」からほぼ満開の桜を見てお花見の最後としました。

5:10PM 昭和記念公園を出発、国立府中ICから中央高速に乗り、首都高速を経由してバスは順調に行き、6:10PM 新宿駅に無事帰着しました。そこで荒木さんと別れ、残りの11名は二次会の場所「魚民」(JR新宿駅東口からすぐの居酒屋)に向かいました。

二次会の開始予定は7:00PMからでしたが、待つ間に二次会だけ参加の橋本朝海、渡辺興亜,川上正芳、木内民二郎の4名が駆けつけ、合計15名で男ばかりの同期会となりました。予約した個室にある、液晶画面による宴席からの注文システムが面白くて、ビール、日本酒、料理などの注文がどんどん進み、時間がたつにつれて会が盛り上がりました。南極越冬隊の秘話や、大手前時代にラブレターをもらった人、だした人の話など、半世紀ばかり前の懐古談もありました。こうして会うと皆さん若い高校時代と変りません。8:55PM 話はつきませんが再会を約してお開きとなりました。




松浦さんと原田さんが撮った写真をまとめた写真アルバムが、下記のURLでご覧頂けます。

http://www.imagegateway.net/p?p=EVrAxkNNNy8

                               (以上)

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