大手前首都圏同期会報告(2007.11.21)

         (高尾山散策)

                                                            (原田 實記)

11月21日()、首都圏同期会有志で東京都八王子市郊外の、関東の紅葉の名所高尾山を散策しました。今回は平日の昼間ということもあって現役の方達が欠席で、やや少なめの参加者数でしたが、快晴に恵まれて爽やかな秋の一日を愉快に過ごしました。参加は、集合写真(最下段のもの)の後列左から、原田、久渡、広岡、小泉、伊藤、田中、横田、埜中(服部)、和泉、前列左から、吉永、井原、渡辺、宇野の13名でした。(なお、その他の写真はクリックすると拡大します) 

紅一点の埜中(のなか、旧姓服部美那子)さんは久しぶりの参加です。 他に参加を予定していた女性もおられたのですが前日に風邪を引いてしまい悔しいけれど行けない、と幹事の井原さんまで連絡が入ったりしました。 11時に京王線高尾山口駅に集合し、リフトに分乗して薬王院近くまで登りました。当初ケーブルカーに乗る予定が、平日にも拘わらず紅葉の見頃とあって大変な人出で、ケーブルカー乗り場も長蛇の列、いつ乗れるか見当も付かないほどで、比較的早く乗れるリフトにしました。

しばらく歩くと高尾山薬王院です。薬王院は、成田山 川崎大師と並んで真言宗叡山派の三大本山で、古くは奈良時代から高尾山の信仰の中心でした。樹齢700年を越える大杉の深い緑と、それとは対照的に今を盛りと色さまざまに秋の陽に映える紅葉は、ひときわ鮮やかでした。山の上から東方向には八王子市街、さらに遙か彼方には新宿の高層ビル群を望むことが出来ます。近くにいた人が「ここから見る夜景もきれいだよ」と話していました。西方向には陣馬山、丹沢山系、当日は靄と低い雲にかすんで見えませんでしたが、空気がもっと澄んでいれば富士山も見えます。薬王院からさらに階段、坂道を登り標高599mの高尾山山頂に到着、大勢の人が行き交う中、ベンチに相席で座って持参のおにぎりで軽く昼食を摂りました。各々てんでに周りの景色を眺めたり高尾ビジターセンターなどを見学して13時40分にはもう下りにかかりました。八王子地元の渡辺さんの案内で、下りは人があまり通らない散策路を歩き、再び来たときと同じリフトで下山しました。

同期会のさらなる楽しみは二次会での懇親です。地元の渡辺さんが「JR八王子駅の近くにうまい蕎麦屋がある」と、高野山山頂からその店に電話で予約を取ってくれました。急ぎの用がある2名を除き11名と、二次会だけでも参加したいと駆けつけた荒木(中西)さんが参加しました。店に行ってみると、表に「貸し切り」と札がかかっており、驚きました。そんな小さな店ですが、他に気にする客もなく先ずはビールで「お疲れさま〜、かんぱーい」。ご自慢のそばは最後にとっておいて、ビール・酒と美味しい肴で話が弾み、大手前時代の思い出話や、それぞれの近況報告で時間が経つのを忘れました。話はいつも「誰君と誰さんが付きあってた、誰君は誰さんが好きだった」で盛り上がります。「俺はそんなこと全然知らなかった」と言って、「オクテやったんやなあ」などと冷やかされている人も何人かいます。

前極地研究所所長の渡辺さんの話では「南極観測船しらせは先日(11/14)最終航海に出港したが、新造船が来年4月に進水する。代替わりするまではオーストラリアの船をチャーターして南極観測を続ける」とのことです。蕎麦処は「卯月」という店で、老夫婦がこぢんまりと営んでいるのですが、盛りそばは絶品、本当に美味しいです。5名が迷わずお替わりをして二人分を戴いてしまいました。

まだまだ話は尽きなかったのですが、夜8時をまわり来年4月滋賀県での学年会で再会することを約してそれぞれの帰途につきました。

当日の写真は、このHPの写真の他にも、下記の写真アルバムで40枚ほどご覧頂けます。

田中さんが去年高尾山に登った時にスケッチされた絵も2枚加えました。 

アルバムのURL http://www.imagegateway.net/ph/AEG/RequestViewAlbum.do?i=pmJjcadCLq

                                    

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