大手前首都圏同期会報告
2006.10.21)      井原博之記

永らく懸案であった神代植物公園の見学が実行できた。深大寺に隣接するこの公園は都内でも有数な公園で、吉永ご夫妻が既に4年に亙りボランティアのガイドをされている。

調布市に位置するこの公園は、海抜55mの台地にあるが、北西の小金井市はさらに高くなっており、そちらからの水脈が続いているせいであろうか、古より水の豊富な土地と言われている。“深大寺そば”もその水の恵みに繋がっているようだ。

1021日(土)10時半、神代植物公園入り口に同期18名が集合。すぐに賑やかな会話が始まった。この日はたまたま“深大寺そば祭り”と合致しており、大勢の訪問客で溢れていた。今回は珍しく打越さんも参加で、久し振りの会話で弾んでいた。彼は足が不自由なため吉永さんが車椅子で案内されることになった。

植物公園内の案内役は、ベテランガイド・吉永元子さんである。最初にクリスマスツリーの三角形を連想する“コウヤマキ”を案内して頂いた。この樹は先日誕生された“悠仁さま”の「お印」の樹である。

大温室ではランを始め、バナナ・グァバ・パパイヤ(どうも食べ物に注意が向くようだ!)などなど。特に、バナナは一度結実すると寿命は終わるとの説明にショックを受ける。ベゴニアの雌雄の話も面白かった。

いよいよ「バラ園」。春に較べると「つるバラ」は咲いていないため、少し淋しいが「木バラ」が、カラフルな美しい彩りを呈してくれる。「プリンセス・ドゥ・モナコ」又の名を「グレースケリー」(写真)はやはり素晴らしい。打越さんも楽しそうに香りを嗅いでいた。

ちょうど昼飯の時間になったので、吉永さんが予約を入れてくれていた「嶋田屋」を訪れる。先ずはビールで乾杯! 窓越しに噴水のある池を眺めながら、美味しい蕎麦を頂く。

食後、一同揃って写真撮影の後、深大寺見物。この寺は奈良時代の733年創建だそうで、寺宝の「銅造釈迦如来倚像」は奈良時代のもので、関東では珍しいようだ。寺内一巡の後、再び植物公園に戻り、バラ園の正面より全景を望み、吉永ご夫妻に熱くお礼を述べて解散した。別れる折4枚の漢字テストの紙を頂いた。読めるでしょか?

「百日紅、落葉松、木瓜、向日葵、躑躅、牛蒡-------」、流石は国語の先生の息子さん!

来春もまた同期会をやろう!と言ってお別れをした。(下の上段左端階段前の写真:前列左より、吉永・米田・原(茶野)・打越・松影・小泉・井原・後列左より渡辺・和泉・松浦・汐月・砂川(所司)・福知・重田()・橋本・広岡・伊藤、田中君は先に帰宅)
                         (写真はクリックして拡大したものをご覧下さい)

inserted by FC2 system