マー君の食べ歩き・その19

千藤雅弘

平成26531日(土)17時から、「江戸流鰻料理志津可」でうなぎを食べました。「志津可」は大阪のうなぎ屋でも名店として有名です。江戸流としては多分トップクラスでしょう。かつて「魚伊本店」に行きましたが、「魚伊」が関西流のトップと思いますので、私の中では大阪の双壁。先日テレビではこの2店に「柴藤」を加えた3店が紹介されていたそうです。

山川さんと西川さんのご主人が、絵画を学んでいる「戎谷真木子洋画教室展」が中之島の中央公会堂地下のギャラリーで開催されるので、力作を拝見した後、北へ徒歩2分という至近距離にある「志津可」に行くことにしたものです。山川さんはマッターホルンを背景にトレッキングする人物を配した油絵で、鮮やかな色彩を見事な筆使いで描いてありました。西川さんのご主人は、水彩画を2点出展されていました。水彩特有の淡いきれいな色使いが、何とも言えない幽玄の世界へ引き込まれる感じがします。それにしてもお二人ともご多用な合間に見事な腕前と大いに感心しました。とりわけ西川さんご主人は病み上がりなのに。

さてうなぎですが、ご主人の講話と店のHPを総合すると、この店は140150gの小ぶりで身の引き締まったものを料理します。白焼きにして1度蒸して秘伝のタレをかけてもう1度焼くとか。うなぎは水温が20℃以上でないと食欲が無く、それから大きくなるので食べごろはそれ以降と。やはり夏場が良いようです。鹿児島県や宮崎県から仕入れて、23日水槽でさらに身を引き締めてから料理するそうです。

料理は、うざく・うまき・うな重・肝吸いのコース。関西流との違いを理解した上で、美味しく食べて頂いたと思います。うなぎは調理に時間が掛かるようで、待ち時間が結構あって、その間、岸和田で醸造された「志津可」というお酒を沢山飲んで、私自身食べた記憶より飲んだ記憶ばかりで、果たして食べる会になったかと反省しています。

参加者は、赤井・浅尾・市来・柿本・杉本・田中公・田中秀・鶴岡・中垣・中村・納富・松原・御池ご夫妻・宮本・森本・山川・西川ご主人・千藤の19名。以下感想の紹介です。

昨日はいろいろお世話になり有難うございました。鰻は苦手で今まで敬遠気味でしたが最近少しづつ食べれるようになり今回最後までおいしく完食できましたことたいへんうれしく思っています。これからもいろいろ挑戦してみようと思っていますこれからもよろしくお願いいたします。 鶴岡陽子

 お早うございます。昨日は素敵なひとときを有難うございました。ウナギは流石に美味しかったですね。おしゃべりも楽しかったですし素晴らしい絵の鑑賞も出来、元気を頂きました。またよろしく お願いいたします。有難うございました。   赤井峰子

昨日はお世話様でした。江戸焼きなのであっさりしていて美味しいでした、御主人の説明で鰻の大きさを吟味されているので皮も柔らかくあっさりということと、お値段がお安いのも納得しました。いままで知らなかったお店だったので連れて行ってくださって良かったです。
私は関西風も好きで、どちらが美味しいかなぁとか考えていました。結果季節、体調により食べ分けるべきかなんて考えています。江戸風、関西風それぞれに美味しさが違いますね。          中村淳子

編集者からの言い訳ですが、飲む事に一生懸命で料理の撮り忘れが再三ありました。特に最後の「うな重」は形を成さない時点で気が付いたので、困っていました。今、千藤君が送ってくれたのでここに載せます。人物はフラッシュが付かないとか御池君が写っていないとかあって申し訳ありません。最後の写真は西川さん撮影の公会堂です。
   
     
       
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