第10回のマー君食べ歩き


平成231012日(水)11301330、食べる会有志は、高麗橋吉兆本店を訪問しました。吉兆本店が、創業80周年記念イベントとして、昨年の11月から今年の10月末までの1年間、湯木貞一氏創案の「松花堂弁当」を8千円で提供するものです。船場界隈で評判になっているのを小耳にはさみ、HPで確認して予約しました。大阪の最高峰の料亭で、夜の会席は、17万とか10万とか言われています。それが松花堂弁当とはいえ、8千円で味わえるというので、9人以下なら個室料1500円ということでそれも奮発して、味わいそして雰囲気を楽しんで来ました。参加者は、浅尾・柿本・田中秀・中垣・中村・松原・宮本・山内・千藤の9名。

ビルの谷間の木造建築、しっとりとした雰囲気に気を使いながら個室へ。部屋には香が焚かれ、床の間に花、中庭も眺められ掘り炬燵様の和室。

先ずは付出のごま豆腐、そして御椀はすり身の吸い物、それから本番の松花堂。鯛・イカなどの刺身、あなごの焼物と八幡巻き、海老、卵焼き、鶏の胸肉を湯がいたもの、かぶらの煮物、牛肉の炒め物などなど20種類くらいの料理がぎっしりと詰め込まれています。色どりが美しく、ボリュームもたっぷり。文字で表現するのはかなり困難です、写真をよくご覧下さい。1つずつの料理が細やかな気配りで作られ、それぞれ“美味しい”、“絶品”というものでした。ご飯・香の物・くだものをゼリー詰めにしたデザート、そして最後は塩味のお茶で終わりとなりました。

全員がほとんど完食、美味しくいただき、すっかり満腹しました。もちろんその間ビールやお酒を飲みながら食事が進んだのであり、昼間からほろ酔い気分で最高でした。ちなみに飲んで食べて1人当たり1700円は大いに満足したのでありました。

以下は中村淳子さんからの感想です。

今日はありがとうございました。

本当に死ぬまでに一度だけでも雰囲気を味わえてよかったです。

花外楼とはまた違った落ち着いた感じで、和風のしっとりとした感じが良かったです。御部屋も良い御部屋で中庭があり御茶室も見えました。大部屋でなく個室を奮発して良かったです。

お料理もさすが美味しいでした。お腹一杯で夕ご飯は粗食で済ませました。

お安い御値段だから高級な食材は使ってありませんが上手く調理してあるので御馳走に見えました。これは何かな?と思わせるようにしてあると感心しました。

最後に塩味の御番茶が出るのも初めてでした。吉兆は甘いデザートの後は塩味の御番茶でさっぱりとしめるのが習わしだそうです。

(私は塩味のする特殊な御茶があるのかと思い訊ねました。)

充分満足でした。なんか今日は1万円でとってもリッチな気分になりました。

ありがとう。感謝します。

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