千藤君の”マー君食べ歩き”第5回は京都の彼の隠れ家のようなところでした。5月18日(月)阪急電車烏丸駅で集合して少し南西方面に歩いたところに古い作りの家がありました。京町屋・秦屋住宅と後述の女将さんが言われていましたが、京都の典型的な家の作りだそうです。幅が5間つまり9mほど、しかし奥行きは15間・27mもある細長いものです。初代「秦与兵衛」から12代 小児薬 太子山奇應丸を商ってきた商家で、大火のあと明治2年に再建されたものだそうです。店舗と商家・土蔵を庭でつなぐ「表屋造り」と呼ばれる京町屋です。

写真にもあるように太子山の山車を出す町にあり、太子山奇應丸の名前で薬を作っていた名残があります。

下の写真集は西川孝臣さんが自分で写真を撮って編集してくれたものです。その下に私の撮ったものも少し加えています。(こちらはクリックすれば拡大します)料理の説明は女将さんに千藤さん経由で届いたので下段に追記しました。説明が遅れましたが写真に写っている方が秦家の跡取りです。清楚な感じのお嬢様と言ってもいい位で、現役時代に千藤さんが足繁く通ったとか???


http://www.hata-ke.jp/




お料理の説明 @ほうれん草のごま和え・鰹のたたき・湯葉の素揚げ A鯛の酒むし Bソラマメのすり流し C子鮎、こしあぶら 素揚げ D たけのこ、鯛の子 炊き合わせ
           E まめご飯、生湯葉のすまし汁、香の物 F いちご


女将 秦めぐみさんからのお便り

 千藤 様

早々にメールをありがとうございました。

そして、昨日は賑やかにお越しいただいてありがとうございました。

気心の知れた方々との、ほんとに和やかなひとときに秦家を使っていただいて感謝です。

お天気に恵まれて、新緑の庭先のいちばん美しいときをご覧いただけてよかったと思っています。

お料理は5月の旬の食材を用意させていただきました。

鰹のたたきはソースにオリーブオイルや大葉、黄にら、白味噌などを使って少し風変わりにしてみたのですがいかがでしたでしょうか。

最後に参加者おふたりの感想を載せさせて頂きます。

おはようございます。

昨日は懐かしい家で 美味しい 楽しい 優雅な時間を過ごす事が出来ました。有難うございました。

建物を使い続けて維持するのは大変でしょうが、たまに訪れる者にとっては嬉しい存在です。

貴重な経験とお話は代えがたい一日でした。

西川 和子

千藤さま

 今日は、お世話さまになり有難うございました。

お食事もさることながら、雰囲気のいいお店で素敵なめぐみさんのお話も興味深く聞かせていただきました。
竹下夢二の美人画の雰囲気を
感じさせるめぐみさんは、楚々としたたおやかさの中にもしっかりした聡明さが感じられ
女性の私の目から見ても
魅力的な方です。また重厚な感じのたたずまいの立派なお家にも100年以上の歴史が感じられ
興味をもって見せて
いただきました。とても満足です。有難うございました。

また、よろしくお願いいたします。赤井峰子

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