第102回の歩く会は丹波の虚空蔵山でした。4月9日、JR藍本駅に10時15分に到着し、体操のあと10時半に歩き始めた。
 すぐに酒滴神社があり写真を撮った。暖かな日差しを浴びながら南へ向かって緩い道を登って池に到着。中国道の高速の下で小休止した。更に登って行くと約1時間で虚空蔵堂に着いた。なかなか立派なお堂で18世紀のものだとか。
そこからの急坂はかなりのものでへばりながら登った。ここで関岡君が体調不良で引き返すことになった。
更に登り立杭への分岐に着いたのは12時20分、ここで食事と思いましたが頑張ろうという事で登り見晴らしの良い岩のそばで昼食にしました。
頂上からの眺めは少しもやっていましたが、能瀬方面の羽束山や東条湖なども見えました。

 昼食後少し登り頂上で記念撮影。八王子山に向けて稜線を歩きましたが ’こぶし’の花が多い山で、また三つ葉つつじもきれいでした。
八王子山への登りでひとつの分岐があり、左八王子山との標識があったのですが道が悪いので、きれいな右手の道を進みました。
少し道が悪くなってきたのですが、目指す草野駅方面に降りるので、そのまま降りました。更に道が悪くなり歩く速度も遅くなったのでこれだと宝塚で花見の時間は無いなと思ったのが2時40分頃でした。しばらくして千藤君が足を滑らせて5mほど転がり落ちましたが、幸いにも無傷で安心しました。

 3時少し前だったか、先頭を歩いていた私に後ろから浅田さんが転倒したと伝えてきたので、戻ったら足首がグキッと鳴ったと本人が言います。
松原さんが持っていたテープで固定して降る事にしました。他の方達の降るのも危険があるので、先に降りて貰って宮井君と私でサポートして、時々松原さんがお水を飲ませたりして、いざるように降りました。
 先に降りた田中君から電話があったので自警団か消防でも当たってとお願いしました。夕食もキャンセル、途中で帰った関岡君にも伝えました。4時頃だったと思います。それからしばらくして消防から電話があり救助に向かう、怪我人は大丈夫かと。いざって降りていると言うと、無理せずそこで待機してくれとのこと。浅田さんに伝えて一服して貰った。ここまで大変な努力をして降ってきたけど精神的にもかなり辛かったと思います。
(高度300m、4時15分、下に八王子池が見えていました)しかし、田中君がいろいろ努力してくれて救助に至りました。

 4時30分に消防の第一陣が到着、第二陣のレスキュー隊が到着してボート式の担架に浅田さんを乗せて出発したのは4時50分でした。八王子池を見下ろせる場所からでも急坂を担架で降ろすのは大変なようでした。急坂では最後尾の隊長がロープで確保していました。救急車の待つ池の下に着いて、田中公子さんと松原さんが付き添い、篠山市内の病院に向かったので我々も草野駅に向かいました。警察が途中から一緒になっていろいろ聞きました。消防が出動したので事件性の有無を調べるのが目的だとか。メンバーは何名、みんなどの程度山を歩いているのか、リーダーの経験年数はなどなど。

付き添ったふたりから応急処置をして、明日は宝塚市民病院に転院して手術すると連絡があったのは夜9時過ぎでした。

 彼女は現在宝塚市民病院に入院して手術を待っています。手術が無事に終わり、リハビリも頑張って1日も早い回復を祈りましょう。
今回の事故を良い教訓にする為に我々でまた相談する必要がありますね。(H26.4.12)

   
 
 
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