歩く会特別編ー八ヶ岳・編笠山登山
                      (最下段に情報を追記しました 10月3日)

                                                                       
H18.9.23・山川正彦
                                                                      
 八ヶ岳のホテルに泊って山に行こうと言う話が出たが、高い山に登れる方は少ないので車二台で行くことにしてメンバーを決めた。

 平成18年9月19日千里中央に集合して出発、一日目は清里高原の美しの森や清泉寮などを散策して足慣らしをした。二日目の20日(水)は絶好の日和だった。早めに朝食を済ませて出発点の観音平までドライブ。1台目の車は8時20分に到着したが2台目が来ない。メンバーの二人が「気持ちが高揚し過ぎて登山靴に履き替えるのを忘れた」と言う面白いトラブルで出発が9時になった。コース案内通りの1時間で雲海展望台に到着、写真の如く富士山が美しい。北アルプスから見るより姿が大きいのは当然ながら距離が近いからだ。

 10分の休憩後出発、押出川までコース案内50分とあるところ休憩を含めてだが1時間で歩く快調のペース、既に高度は2,000mを超えている。次は編笠山頂上だと張り切って出発したが勾配がきつくなり、更に大きな岩がゴツゴツしたガレ場が続く難所。コース案内で1時間20分のところを何と、1時間50分かかって12時50分に到着した。本格的な登山が初めての方々は感動したようだ。

 遅めの昼食、流石にチャンと山内君がビールを持ち出してきて乾杯!但し、疲労からか美味しい弁当が半分しか食べられない人が多かった。南側は雲が上がってきて視界が利かず、八ヶ岳連峰も少し雲が懸かっている。蓼科から霧が峰、美ヶ原の先に後立山連峰が小さく見えた。時間がなくバタバタと出発、それでも13時20分だから30分の昼食休憩だった。

 来たコースを引き返すのはガレ場の苦手な人がいると言う事で、北東の道を青年小屋に向かって降りた。このコースもガレ場だがコース案内で20分とあるのでこちらを選んだが、青年小屋に着いたのは45分後の14時5分。リーダーとしては日暮れまでに降りられるのかと言う不安が一杯になってきた。青年小屋前で富士山の頭だけと一緒に記念撮影、それから押出川に向かって14時10分再スタートした。

 しかしコース案内で到着するはずの15時になっても着かない。我々のスピードは多少遅いとは言え不安が増大、やっと15時半に到着。ここから雲海展望台を経て観音平の駐車場までコース案内で1時間半、それで17時到着となる予想だ。ホテルでは昨日風呂に入った17時でも明るかったが、さて山の中でスピードの遅い我々が明るい内に到着出来るのか?そこから芦田さんが先頭になって間違えやすいコースを赤いしるしを探しながらかなりのスピードで歩いてくれた。少し疲れ気味の人の荷物を分担する人、疲れや軽い捻挫で苦しい中をみんな頑張ってくれた。

 駐車場に到着したのはまだ日が十分明るい16時50分、コース案内より少し早いと言う驚くべき結果だった。みんなで記念撮影、その夜のお酒の美味しかったこと!三日目は諏訪湖や諏訪大社を観光し、二色鰻重の美味しい昼食。高速道路に乗ったあとは1台は急ぐ人が居たので大阪方面へ直行、もう一台は馬籠に寄って1時間遅れで無事帰阪した。

参考データ:観音平(標高・1,570m)ー雲海展望台(1,880m)ー押手川(2.090m)ー編笠山(2,524m)ー青年小屋(2,380m)ー観音平
                 所要時間 1H         1H         1H50分       45分          2H10分
   

     
 以上、鈴木久子さんがマメにデータを記録していて、昨日報告を頂きました。

美しの森・バックは権現岳・赤岳 清泉寮にて名物のソフトクリーム 流石に秋が早くコスモスが美しい 雲海展望台から富士山を望む
富士山をアップしたが幻想的な感じ 逆光です、松原さんが珍しく元気がないのは睡眠不足です 編笠山頂上、高度に注目! 権現岳(2,715m)を望む
青年小屋への降り、左奥は阿弥陀岳か? 青年小屋前にて、富士山の頭が見える(時間は14時過ぎ) 観音平駐車場にて喜びの写真 諏訪大社にて、後の白い棒は御柱
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